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 月を見る人と見ない人の人生、全然違うのでは?と大袈裟なことを考えた。

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 10月の23日に鶴舞でライブをした。その日の帰り道、パーキングに車を停めて3人で星を見た(いま思えばとてもロマンチック)。とても気持ちの良い夜で、それはライブがとても上手くいったからなのか、実際そうだったのか分からないけれど、すっきりした匂いがするような空気だった。ちょうどオリオン座がはっきりと見えて、2人に「これがオリオン座だよ!」と意気揚々と言おうと思ったら案の定私より2人の方が詳しくて、勝てないな〜〜〜となる。確かその時に星について色々教えて貰ったはずなんだけど、よく覚えていないからまた教えてもらおう。夜中のテンションで、星の写真を撮ったり、息が白くなるのを喜んだりしてキャッキャした。シャッター速度をゆっくりにすると、沢山の光を集めてくれるから月や星が綺麗に撮れるのだと教えて貰った。

 

 ここ数日は月がとっても綺麗で、教えてもらった方法で月を撮ってみたら少しだけ上手に撮れた。月や星が綺麗に見えるといつも、この土地に生まれて良かったなと思う。反対に、夜に名古屋の街を歩いていたりすると、この明るさにどれだけの星が隠されてるの?と思ってしまう。朝には既にしんとした空気が流れていて、夕暮れには秋の匂いがして、季節を肌で感じる瞬間がただただ切ないので困る。私は風や月に対しては存分に愛でることができるけど、花鳥風月という言葉があるくらいだから、花や鳥も愛でてみようかな?